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児童英語質問コーナ

よりよい授業をめざしてがんばる先生のコーナ          ホームへ 

Q1あれこれと指導アイデアを取り入れるているが、一貫した方針に欠ける

  A:まずコアとなる学習理論とコンテンツが重要だと思います。

 フォニックス、ジャズチャンツ、クラフト、TPR,ゲームなど戦術的な指導アイデアは児童英語教室の数だけありますが、言語理論と長期的戦略に基づいて指導している児童英語教室は少ないのではないでしょうか。
 
  生徒が面白く、楽しく英語を学ぶことは大切なことですが、そこには長期的展望に立った豊かな言語空間が根底に脈々と流れていなければ、その時限りの英語学習に終始し、結局は2,3年習ったけどたいして身につかなかったなどの悪評を与えてしまうことになります。


Q2能力のある生徒を足踏みさせてしまう。優秀生を輩出できない。

A:長く学習してくれる生徒が多くいる教室を目指しましょう。

    数年学習した生徒と英語未経験生を同じクラスで指導している、これは責任のある英語教室とはいえないですね。特にネイティヴをメインにしている教室ではこれらが多くみられます。これは、ひるがえってみれば数年学習した生徒にさほど実力が身についてないことの証といえます。
 
   英会話の表現法のみにとらわれたレッスンに終始しても、英語脳ネットワークを育てる学習プログラムが根底になければ英会話力が身につくものではなく、堂々巡りの指導に終始してしまいます
。実力をさらにステップアップしていくための,相乗効果のある素材の運用が不可欠なのではないでしょうか。又、誇れる優秀生を育てることが地域からの信頼を勝ち取ることになります。民間経営では特に重要になります。

  Q3 3年,4年と継続する生徒が少ない。

A:学習期間の差が、実力の差に反映してないからです。

 学習した分だけ実力が身についていかなければ、保護者は子どもを継続させないのは至極当然なことです。児童英語教室の場合、大人と違って、目に見えたものは当初からむりですが、1年位の学習で第三者でもわかるような何かを出していくことが、これからの児童英語教室の成功の要因のひとつとなってきます。
 
   いまや、いわゆる英会話的な授業から本質的な児童英語教育の時代に変わろうとしています。児童英語教室の成果を何に一番重きをおいているのかを明確に打ち出し、それを達成するためのカリキュラム作りが大切です。
 

Q4前回のレッスンがあまり定着しない。

A:定着をはかるシステムを構築しましょう。回数を増やすことは解決にはなりません。

 前回の学習が身についていないと時はがっかりしますね。ただ、ここで、真剣に考えていただきたいのは、英会話的表現授業や歌やゲームの回数を増やしたからといって、教室の授業内だけで英語レッスンが終わってしまえば、俗に言われている「週1回の授業では効果がほとんど無い」ということになります。
 
  定着をはかるためには音声素材のリビューをが必要です。その為には聞き込みを促すためのWORKSYSTEMが不可欠ですね。これは指導者の熱意で作りだせるものです。

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 Q5週の回数を増やそうと思っていますが。

A:良質英語を多量にインプットする授業だと回数を増やす必要はありません・

  たしかに、英語力は環境と時間の関係で効果が違ってくることは否定できません。しかしながら、いたずらに、時間を増やしたからといって相乗効果があるものではありません。そこには、豊かな言語活動を根底とした知的空間、想像空間が不可欠です。ネイティブついたり、プリスクールに通う場合でも、そこにおけるコンテンツとカリキュラムが断片的であれば、その後に、大きな、伸長はありません
 
  大切なことは発達心理学に基づいた
〔指導の質と素材〕が重要であると言えますネイティヴをメインにしている教室では正にその場限りの指導に終始しており、効果が乏しいことから回数を増やすように推進しているのが実態であり、経営的な意味も背景に大きくあるようです。

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Q6”話せるようになりますか”には明確な返答ができていない。

A:児童英語の目的を発話ではなく内言語の蓄積においていくべきです。

  幼児童期から少しでも英会話に慣れてほしいと保護者からの期待は大きいのですが、会話といっても抽象的な内容までは身につくものではありません。思考力が同時にともなってはじめて英会話ができるようになります。まず、保護者の幻想をはっきりと打ち消すところからはじめなければならないでしょう。
 
  教室で使う日常的な英会話表現は答えが最初からあるのですから、これはパターンの応答練習であって会話とは程遠いものです。やはり幼児期の英語教育で一番重要なものはリスニングの育成を根本にした学習展開だと思います。もちろん、リスニングと言ってもパターン表現では面白くもなく、興味を持ちません。子どもたちの想像力をかきたてるSTORY英語の聴きこみこそ、興味と意欲に大きくつながります。

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Q7外人教師を採用しているが費用対効果が薄いようだ。

A:依存せず、リードする授業システムが、重要だと思います。

  外人教師の位置づけは、これからの児童英語教育には不可欠であることは事実です。ただ、費用対効果から考慮すると教室側や生徒側に大きな負担をかけることになります。また、100%の外人授業と打ち出している教室は広告宣伝面での入り口効果はあるでしょうが、はたしてどこまで継続と責任体制があるのでしょうか。
 
  結果が出ないのは本人の問題として片付けてしまう、大人の英会話教室にある無責任体質と同じです。外人講師であれ日本人講師であれ、最も大切なことは言語理論に基づいた長期的な教育プログラムと素材が無いところでは成果は薄いと言えます。

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Q8小学生で英検を合格させたいが5級止まりの生徒が多い。

A:STORY英語素材にすると効果がはやく、語感が広がります。

  従来の英会話教室的授業や中学英語を児童向けに焼きなおしたパターン英語ではせいぜい4級までではないでしょうか。STORY英語を素材にした授業では文法の枠を超えた多種多様な英語表現をinputでき、幅広い語感が育ちます。英検などのパターン的整理された試験は短期間の事前対策で合格が可能となります。
 
  また、小学校で英語が正科となる時代です。今後、民間の教室では英検を成果の一つとして打ち出していかなければ教室の継続すら困難になると思います。なお。最近の英検は音声重視の内容に変わっていますので、たっぷり音声言語をinputしてきた生徒は筆記が弱くてもリスニングでかなり有利です。

Q9小学高学年ではパターンプラクテス≪中学英語の焼き直し≫などの指導に傾きがちである。

A:STORY英語を素材にすると長文直聴・直読効果が出ます。

  STORY英語の学習法を体得すると長文の英語を語順のまま理解できるようになります。中学英語を児童向けに焼きなおしたパターン英語教材【小学高学年向けはほとんどこれ】を使わずに、それ以上の能力の育成を図ることが可能です。
 
  パターン的英語学習法や教材は未経験教師には指導しやすいのですが、生徒の能力開発からの視点では児童英語教育を矮小化しているのではないでしょうか。生徒の能力開発を第一に置かず、指導者が教えやすい方法に傾いてしまうのは
児童英語教育を虚業的にする要因になってしまいます。

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Q10全国的な組織の中で教室経営していますが、教材と方法に疑問があります。

A:組織が大きいから本物の教材と方法があるとは限りません。

 
全国的に組織を展開していたり、ブランドを誇っているからといって良質の英語教育を行なっているとは限りません。教室経営をはじめる時、全国的組織のに加盟するのは容易なのですが、最終的には自分の教室責任は自分で取ることになります。本質を見抜く目を養うためにもテクニックだけでなく言語学全般にわたっての深い研究が不可欠だと思います。

 英語に自信があるだけの児童英語教師では今後通用しなくなります。また、英会話応答指導のみにとらわれた方法では、子どもたちの能力を生かしきることはできないと思います。全国的に組織の場合、数年で教室を閉鎖していく方が多いのが実態です。児童英語教育を矮小化しないために、日々の研鑽が重要です。

 

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